終活は何から始めるべき?高齢者・家族のための準備チェックリスト

公開日:2025/11/10
何から始めるべき

終活は、残りの暮らしを安心で豊かにするための準備です。葬儀やお金、医療の希望、大切な物の整理など、家族の負担を減らすために今できることをまとめました。ひとつずつ進めれば負担が軽くなり、気持ちも楽になります。本記事では、すぐに始められる終活の基本ステップを順に紹介します。

終活とは何か?目的と意味を知る

人生の後半になると「これからの自分の生活」や「家族のこと」を考える時間が増えてきます。そんなときに役立つのが終活です。終活とは、単に死の準備をするだけでなく、残りの人生をより充実させ、家族への負担を減らすための活動を指します。

内容は人それぞれで、遺産や遺品の整理、医療や介護の希望を書き残すこともあれば、自分の半生を振り返り、人生の記録を作ることも含まれます。大切なのは、死に向かう準備だけでなく、今をどう生きるかを前向きに考えることです。

自分の生活を豊かにする

終活は、老後の生活を安心して楽しむためにも役立ちます。たとえば、やりたい趣味に挑戦したり、新しい目標をもったりすることで、毎日を充実させることができます。また、お金の管理や必要な保険の見直しも、終活の大切な目的です。準備をしておくことで、老後の不安を減らすことができます。

家族の負担を減らす

人が亡くなると、葬儀や遺産の手続き、遺品整理など、多くのことを家族が行わなければなりません。終活をして必要な情報をまとめておくと、家族が迷ったり、困ったりすることを防ぐことができます。エンディングノートに書き残すことで、どこに連絡すべきか、財産がどれくらいあるかなどをすぐに確認できるのです。

家族のトラブルを防ぐ

遺産や財産の分け方を決めておくことは、家族間の争いを防ぐためにも重要です。終活を通して、分け方や希望を整理しておくと、死後に家族が揉めるリスクを減らすことができます。

終活準備は何から始めるべきか

終活はまだ先のことだと思っている方も多いかもしれませんが、早めに準備を始めることで、自分も家族も安心できます。では、終活は何から始めればよいのでしょうか。ここでは、すぐに取り組める基本のステップを紹介します。

身の回りの整理から始める

まずは、自分の生活空間を整理することから始めましょう。長年の生活で増えた物や思い出の品を少しずつ整理するだけでも、気持ちがすっきりします。不要な物は捨てる、譲る、リサイクルに出すなど、無理のない方法で片づけましょう。思い出のある品は写真に残してから手放すのもひとつの方法です。早いうちから整理をしておくことで、家族が将来遺品整理で困ることを減らせるだけでなく、自分自身の生活も快適になります。

医療や介護の希望をまとめる

次に、自分が将来どのような医療や介護を受けたいかを書き出しておきましょう。たとえば、延命治療を希望するかどうか、どのような介護サービスを利用したいか、かかりつけ医や担当者の情報などです。これらをまとめておくことで、もし自分の意思を伝えられない状態になっても、家族が迷わずに判断できます。また、健康保険証や保険証券、介護保険被保険者証などの保管場所も一緒に記録しておくと、いざというときに手続きがスムーズに行えます。

葬儀の希望を考える

葬儀についても、事前に自分の希望を整理しておきましょう。たとえば、宗派や形式(一般葬・家族葬・直葬など)、葬儀の規模、使用したい会場、費用の上限などを決めておくと、家族が混乱せずに対応できます。また、喪主を誰にお願いするのか、どの葬儀社に依頼するのか、香典の扱いなども考えておくと安心です。最近では、生前に自分で葬儀の内容を契約しておく「生前契約」も増えています。自分の希望を明確にすることで、家族の負担を減らすことができます。

エンディングノートで情報を整理する

最後に、これまでに整理した情報をエンディングノートにまとめましょう。ノートには、身の回りの整理の進み具合、医療や介護の希望、葬儀の内容、財産や保険の情報、デジタルデータの管理方法などを書き留めておきます。

書き方に決まりはありませんが、家族が見たときにすぐ分かるよう、できるだけ分かりやすくまとめるのがポイントです。エンディングノートは、万一のときに家族が手続きや判断に困らないようにする大切なツールです。少しずつ書き足しながら、自分の考えの変化に合わせて更新していくことで、より安心できる終活になります。

終活をスムーズに進めるための注意ポイント

終活は、自分の人生の最後を考え、残りの時間を充実させるための大切な準備です。しかし、ただ進めるだけでは後で家族に迷惑をかけたり、思わぬトラブルが起きたりすることがあります。ここでは、終活をスムーズに進めるために気をつけたいポイントをわかりやすくまとめました。

デジタル終活も忘れずに

最近では、スマホやパソコン、ネットサービスに残るデータも大切な「デジタル遺品」となります。写真や動画、メール、SNSのアカウントなどは、家族が後で整理に困ることが多いものです。ログイン情報や利用しているサービスをリストにしておくと、家族が手続きしやすくなります

見せたくないデータは、元気なうちに削除しておきましょう。また、音楽や動画配信などのサブスクリプション契約は、自動更新されることが多いため、解約手順やアカウント情報をエンディングノートに記録しておくと安心です。デジタルも「財産」として、きちんと整理しておくことが現代の終活には欠かせません。

ポジティブな計画を立てる

終活は「死に向けた準備」ではなく「これからの時間をどう生きるか」を考える活動でもあります。やりたいことをリストにして、ひとつずつ実現していくことで、毎日がより前向きになります。旅行に行く、昔の友人に会う、新しい趣味を始めるなど、小さなことでも人生を豊かにするきっかけになります。終活を通じて「自分が本当に大切にしたいこと」を見つけることで、心の整理にもつながります。

家族の意見も取り入れる

終活を進めるうえで、自分の希望をはっきりさせることは大切ですが、家族の気持ちも尊重することを忘れないようにしましょう。葬儀の形式やお墓の場所、財産の分け方などをひとりで決めてしまうと、後で意見の食い違いが生まれることがあります。家族と話し合いながら決めることで、互いに納得し、安心して準備を進められます。終活は「家族への思いやり」でもあるため、話し合いの時間を持つことが大切です。

保険の見直しを考える

医療費や介護費、葬儀費用など、将来にかかるお金を見直すことも終活の大事なステップです。今の自分に合った保障になっているか、不要な保険料を払い続けていないかを確認しましょう。とくに、高齢になると保険内容の理解が難しくなる場合もあるため、保険会社や家族と一緒に確認すると安心です。また、保険証券の保管場所を家族に伝えておくことも忘れずに。無理なく続けられる保障に整えることで、老後の安心にもつながります。

まとめ

終活は、自分の人生をより安心で豊かにするために行う活動です。身の回りの整理や医療・介護の希望、葬儀の内容、財産の整理などを少しずつ進めることで、残された家族への負担も減らせます。また、デジタルデータや保険の見直し、家族との話し合いも忘れずに行うことが、スムーズで安心な終活につながります。早めに準備を始めることで、心穏やかに毎日を過ごせるようになるでしょう。

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